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2020年5月

2020年5月24日 (日)

缶話休題 本のお話し

 この週末は緊急事態宣言が解除された地域では少しづず賑わいを取り戻し始めているようです。

東京を含む1都3県も25日には解除される見込みということで、少しずつですが、前に進んで

いるように思います。但し油断していると直ぐに逆戻り・・・なんてことになりかねませんので、

くれぐれも注意しましょう。

 さてが自粛期間中に読んだ本のお話しも自粛期間が終わる前にしておかなければなりません。

今回ご紹介するのは「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト」

という長いタイトルの本です。みずほ銀行は旧第一勧業銀行、旧富士銀行、旧日本興行銀行の三行が

2002年に合併してできたメガバンクです。この銀行のシステム統合が2019年7月に完了

するまでに、2002年4月と2011年3月に2度の大規模システム障害を起こしており、その

間の様々な努力を綴ったものです。「敗軍の将、兵を語る」ではありませんが、「日経コンピューター」

という雑誌には「動かないコンピューター」というコラムがあり、「システム障害は何故起きたのか?」

という原因解明、「失敗を次に活かす」ためには何をすべきか?という、明日への提言が書かれて

いたように思います。そのコラムが何年にも渡って追い続けたみずほ銀行のシステムの刷新という

巨大プロジェクトを描いています。

 企業におけるシステム投資というものは、効果が目に見えにくい一方で巨額の資金が必要に

なることもあり、経営判断は難しいものだと思います。しかし先送りにしてきたツケは思いも

かけない形で自分に戻ってくることがあるようです。会社も自分自身も先を見据えて「鍛えて」

おかなければなりませんね。

 

2020年5月18日 (月)

缶話休題 「ペスト」を読みました

 休みの間に読んだ本や観た映画を紹介する2回目。フランスのノーベル賞作家である

アルベール・カミュの書いた「ペスト」です。コロナウィルスによる外出自粛の中で

日本でも最近よく読まれているようです。巷の話では日本では東日本大震災の後にも

この本がよく読まれたそうです。あの頃、計画停電の中で不自由な生活を強いられた

日々と、今の自粛生活は、どこか似ているのかもしれません。

 舞台は194X年の仏領アルジェリア・オラン市で、ネズミの死体が発見されるという

嫌な出だしで始まります。医師である語り手が危機感を持って訴えますが、当局は事態を

軽く見ていて対策が進みません。今の我々に重ね合わせてしまう場面も多々あり、

やきもきしてしまいます。そして感染が進み、町が封鎖される中で、懸命に手当をする

医療関係者や町から脱出をしようと試みる人、今の状況を受け入れて「喜んでいる」

ようにも見える人など、様々な人の視点から物語が描かれています。

 この本を読んで、「今の日本はこうしたらいい」というヒントを与えてくれるものでは

ありません。しかし、様々な視点から語られていて、このような考え方もあるのか?

という気付きもあり、一方的な善悪だけでは片付けられない、誰かが助けてくれる訳でも

ない状況の中で、どうやってあがいていくのか?について考えさせてもらった気がします。

 言い回しが複雑で、少し読みにくい上に、それなりに長編なので読むのは大変でした。

しかし 今は便利な世の中なので、動画サイトなどで「あらすじ」を教えてくれたり、

「解説本」のようなものも出ていますので、そちらを参考にしていただき、興味があれば

本編にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

2020年5月17日 (日)

缶話休題

 ゴールデンウィークが終わり、一部の地域で緊急事態宣言が解除され、少しづつ日常が戻りつつあるような

気がしていますが、まだまだ油断大敵です。自粛生活の中で家で過ごす時間が増えたことで、読書や映画を観る

時間が出来たので、少し印象に残ったお話しを書いてみたいと思います。

 先ずは映画「福島フィフティー」。2011年3月11日の東日本大震災の後に起きた福島第一原発事故で

現場での作業にあたった人達のことを描いた作品です。あれから9年が経過した今でも、ようやく常磐線が

全線復旧したとか、冷却水を海に流すかどうかといった話、そして何より自分の家に帰れない人々も多くいて

今も大きな爪痕を残しています。当時のことを振り返ると「セシウム」という聞きなれない言葉が飛び交ったり

「東日本には住めなくなる」という報道に不安をおぼえたことを思い出します。あの時も自分たちは何もする

ことが出来ず、ガソリンや電気が不足する中で、「計画停電」に協力することくらいしかありませんでした。

そんな中でも現場の最前線にいる人たちは、本当に命掛けで戦ってくれていた訳です。政府と東京電力の発表に

苛立ったりしたこともありましたが、そんなことには関係なく「自分たちが守る」という気持で頑張ってくれた

皆さんには感謝の気持ちしかありません。それは今、コロナウィルスの恐怖の中で最前線で戦っている医療従事者

の方たちも同じだと思います。自ら感染するリスクを背負いながら頑張っている人たちがいます。自分には

何もできませんが、せめて感謝の気持ちを送ることと、余計な負担を掛けないように、感染者を増やさないように

気をつけたいと思います。

 

2020年5月 7日 (木)

ゴールデンウィークが終わりましたが・・・

 ゴールデンウィークが6日で終了し、同時に「緊急事態宣言」も解除!とはなりませんでした。

「今の状況では解除できない」という雰囲気はありましたので、「仕方ない」とあきらめムードが

漂っておりますが、早く終わって欲しいと思う方も多いと思います。仕事の面でも多大なる影響が

出ており、会社にいても電話が鳴ることはあまり有りません。連休明けの5月7日・8日は臨時

休業となりました。

 来週以降については、11日(月)より、感染拡大防止のための取り組みを行いながら業務を

開始していきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞ宜しくい願いいたします。

 このような大変な時期ではありますが、実習生(2期生)が入社いたしました。3月末に日本に

入国し、健康観察をしながら勉強を続け、4月末に来てくれました。ゴールデンウィーク期間を

利用して体調確認しています。来週から本格的にデビューになりますので楽しみにしています。

 先が見えずに苦しい状態ですが、誰かが助けてくれるのを待っているのではなく、自分の力で

道を切り開いて行く努力が必要なのだと思います。健康に留意しながら、先へ進んで行きましょう!

 

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